世界陸上のメインキャスター。その顔といえば織田裕二さん。
かつてはドラマのヒットメーカーに必ず並んだ「織田裕二」という存在。
今では世界陸上と聞くとまず最初に織田裕二さんの笑顔が思い浮かびますね。
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7月21日俳優・織田裕二さんが東京・赤坂のTBS内にあるメインキャスターを務める世界陸上カフェで『世界陸上ロンドン』(8月4日開幕)の制作発表会見に参加しました。
11大会連続で世界陸上番組メインキャスターを務める織田裕二さん。
笑顔でマイクを傾け「もっと魅力を伝えたい。僕らにとっても戦いです」と熱く意気込みを語ります。
しかし、その熱さは止まりません。
今回で五輪と世界陸上で通算19個の金メダルを獲得したウサイン・ボルト(ジャマイカ)さん。
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ラストランとなる今回について、00メートル、200メートル、4×100メートルリレーの世界記録を持つなど数々の偉業を成し遂げてきたウサイン・ボルトさんを見守り続けている織田裕二さんにとって、語る言葉が溢れたのでしょう。
「長い間、僕らを楽しませてくれた。いち陸上選手というスケールじゃ収まりきらない」
と続け、さらに熱を加速させます。
さらにドイツ・ベルリンや韓国・テグでの世界陸上での思い出を回想し、「ラストランってどんなストーリーを僕は考えたらいいんだろう。たぶん、これ以上は書けないでしょうってぐらいのドラマを起こしてきた。ボルト選手のラストランでボルトショーを見せていただきたい。どんな最終結末になるのか、この目で見ていきたい」とマイクを持つ手に力が入っていることを伺わせてくれました。
しかし、主役はウサイン・ボルトさんだけではないと語る織田裕二さん。
「100メートルの選手もすごいメンバー。楽しみな新人類が出てきている。その選手とボルトが、どんな戦いを繰り広げるのか。予選から全く目が離せない」
と新鋭との対戦に対し期待を込め、記録は難しいと語り、それでも新記録という期待ではなくそれを超越した純粋な気持ちでウサイン・ボルトのラストランを見届けたいとメインキャスターとしての使命を話しました。
ただ、あまりに思い入れが強すぎた為か、ウサイン・ボルトさんの想いは止まらず、最後は同じくメインキャスターを務める中井美穂さんから
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「ボルトの話はもうこれぐらいで…」と止められる場面もあり、若干気まずそうに苦笑いする織田裕二さんは「僕が話すとこうなってしまう」とドラマの時に見せる無邪気な表情を見せてくれました。
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スポーツを語らせると熱い男。
その双璧と評されるのは松岡修造さんと織田裕二さん。
二人ともどこか似てるところがありますね。我を忘れて熱中してしまうところとか、コントロールがきかないほど暴走してしまうところとか。それ故に伝わってくるんでしょうね。言葉だけじゃない熱気というものが。
何よりもわかりやすく解説のテンポもいい。本当に好きなんだなというのが伝わってきて、見ている方も気持ちがいいですね。