10月4日にスタートした綾瀬はるかさん主演。日本テレビ系連続ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(水曜午後10時)の平均視聴率は11.4%でした。
好スタートな出だし、ご祝儀視聴率からうまく波に乗れるのかが期待されますね。
ドラマは綾瀬はるかさん演じるセレブ専業主婦・伊佐山菜美が様々なトラブルに立ち向かうエンタメとアクションを売りにしたドラマ。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=KV3tLP1e-QE
ここが話題のポイント。
そして第1話はDV男を華麗に締め上げるという内容。
DV問題解決。めでたしめでたし…と行きたいところですが、好調な出だしでも、やはりツッコむシーンはあります。
大抵のドラマなんて常識を当てはめるとツッコミどころ満載です。試されるスルースキル。しかし、我慢できない人が行き着く先がこのようなクレームになるわけですね。
そのシーンは夫からDV被害を受けるところから始まります。DVがエスカレートする。ここまではあるある話です。
しかし、進展次第では犯罪の域に入ることがありますね。その衝撃シーンが包丁で刺されたという衝撃シーン。これだけならあるかも?の話ですが、その後の展開に女性視聴者から「ありえなーい!」とクレームが…
その理由とは…
DVを受けた妻はお腹が突き刺さったままで救急搬送されました。しかし、次のシーンではいきなり事後10日となり、入院中、その妻を綾瀬はるかさん演じる・伊佐山菜美が見舞うシーンへと。
ここで妻は「包丁持ったまま転んだって(言いました)。疑われましたけど、そう言い張るしかなかった」と語ります。
これに関し、それを見ていた視聴者から、明らかな傷害罪で妻の証言次第で隠ぺいできてしまう。DV撲滅の世論に逆行しているとの声が出ました。
たしかに刑事訴訟法では「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない」と定めています。
救急搬送された時点ではお腹に包丁が突き刺さっていました。しかもお腹に深々と突き刺さる状況ですし、警察を呼ばない理由はないですね。
救急隊員が相当うっかりしたポカをやらかしたとか、裏でもっと大きなアリバイ工作が…などの話をエピソードに盛り込まない限り無理でしょう。
DVのひどさを演出するために包丁をキーアイテムにしましたが、法律を無視した演出には苦言を呈したかったんでしょう。
とはいえ、、それを言い始めると刑事ドラマの取り調べなんて法律違反だらけです。他にも「ありえなーい!!」と叫びたくなるドラマ展開でした。
フィクションですし、注意書きもしてます。誇張表現なんてのはよくあることですので真に受けないようにスルー或いは、後でみんなでツッコミながら話題にする程度が一番いいかもしれません。