今年4月に幻とも呼ばれる「古代サメ・ラブカ」を東京湾で生きたまま捕獲した『ザ!鉄腕!DASH!!』TOKIOの城島茂さんと山口達也さん。
横浜DASH海岸を出発し、東京湾の入り口にある「東京海底谷」。推進500メートルに達する深海から仕掛けた刺し網で見事見つけたグロテスクなディテールのラブカ。学会で発表するレベルとまで言わしめました。
さすが、鉄腕と言わざる負えない驚愕の映像でした。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2150628985431994401
さらに9月24日放送。日本テレビ系人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!3時間SP』(毎週日曜 後7:00)では、世界遺産・知床半島の海底100メートルに住む「オオカミウオ」を釣り上げる見事な強運ぶり。
オオカミウオはアイヌの間では『チップ カムイ』と呼ばれ、神の魚と呼ばれているうえ、釣り上げるのがとても難しい。しかも、それをフィッシュ&チップスにして食べるというのだから豪快でしたね。視聴率は18.3%でした。
そんな豪快な映像の裏。
出典:https://www.j-cast.com/2017/10/10310784.html?p=all
その感動を台無しにする「告発ツイート」がインターネット上で波紋を広げた10月9日の事。
北海道斜里郡のある漁業者の仕事場。そこで働く21歳の男性漁師が画像と共にツイート。
「鉄腕ダッシュの裏側です。調理場として会社の台所を貸して次の日の朝見たらこの状態でした」と指摘と共に写された二つのシンクの画像。
シンクの中央には卵の殻の山が盛り上がった状態で写され、もう一つの壁際のシンクには使いかけのマヨネーズとプラスチックの卵パックが放置されていました。
さらに<海岸DASH料理工程表>と書かれた台本。「オオカミウオは釣れてもお片付けは出来ないようです。」と皮肉がツイートされていました。
ツイートの男性は10日午後、J-CASTニュースの取材に今回の騒動を詳細に説明。
ロケ翌日の台所のシンクには大量の玉ねぎのみじん切りにカセットコンロや包丁、ラップなどの調理道具も持ち帰られておらず放置されたままだったどうです。さらに生卵が入ったパックも床に放置されていたとのこと。
オオカミウオを調理した地元料理人も投稿者の男性が働いている仕事場の台所を使用した事実を認めており、下準備に使っていたという話。
こうした「告発」について、現在日本テレビ側は「担当者不在」とのことで回答は得られていません。
『ザ!鉄腕!DASH!!』は番組であり、TOKIOとスタッフは言ってみればチームですしね。
制作側の落ち度であっても番組タレントであるTOKIOにも悪感情が向くのは避けられません。
ごみの持ち帰りは最低限のマナーでもあり、企業ならばコンプライアンスが機能していなかったと謗られるのはしかたがありません。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2150615315976395101
手に汗握る番組だけに立つ鳥跡を濁さずが出来なかったことは、せっかくいい番組と思うだけにもったいないというか残念というか表現するのが難しいモヤっとした気分になります。