M-1グランプリ2017年。
優勝はとろサーモン。決勝戦でミキ・とろサーモン・和牛が残り、審査ではとろサーモンと和牛で分かれました。
所々で時事ネタである北朝鮮から日馬富士と小ネタを加えるとろサーモンに演技派の和牛。
カメムシのセリフに気が付けばいつも奴がいたなと洗濯物に紛れる臭い奴を思い浮かべて噴き出してしまいました。
とはいえ、漫才は好みによって分かれるので今回は誰が優勝してもおかしくなかったと言えるましたね。
出展:https://sirabee.com/2016/12/05/20161040376/
なにより新システム導入で誰が次にやるのかわからないところも難易度が上がって大変だったと思います。1番で漫才を披露するコンビはそれが基準となるだけにかなり厳しいですし、1番に漫才を披露した人が決勝3組に残るという事も聞きません。
そう考えると貧乏くじ。運も実力の内とはいえ、この不公平を解消するため、まだまだシステムと難易度は跳ね上がるのではないでしょうか?M-12018年ではさらに難しくなるかもしれませんね。
出場者の何が面白かったというより今回は審査員の方々をネタにしてみようかと思います。
審査員は席順に上沼恵美子さん。松本人志さん。中川家・礼二さん。春風亭小朝さん。博多大吉さん。オール巨人阪神のオール巨人さんこと南出繁さんですね。
松本人志さんと春風亭小朝さんが髪型的に被って中川家・礼二さんを挟んでいたのでオセロみたいになっていました。
M-1の審査員として、やはり大事なのはしっかりとした価値観と評価ですよね。得点をつける上で世間と笑いのセンスがズレるわけにはいきません。
そういうところが難しくなかなか審査員をやろうとする人がいないとのこと。そして、次に求められるのは、コメントですよね。自分の下した評価に対し、理由を述べないといけません。
その中でオール巨人さんは年長らしい適切なコメント。しかし、採点に迷いがありますね。恐らくですが、年長であることから今の笑いのセンスとの巨人さんの笑いのセンス時代で悩みながら下した点数といった感じでしょうか。
とはいえ、M-1を見ているのは若い人だけではありません。オール巨人さん世代の方々も多く視聴しているので自信をもって採点してほしいですね。
そして、審査員の中では若手ともいえる博多大吉さん。得点をつけるのにいっぱいいっぱいといった感じですね。中川家・礼二さんも同じくなのですが、こちらは松本人志さんと春風亭小朝さんに挟まれて気を使ってるという感じがしました。
さらにジャンル違いの春風亭小朝さん。視点を変えた指摘。特に「間」について評価してるといった印象ですね。
さて、ここまでは普通の審査員。
しかし、M-1グランプリ。笑いを評価するならば、やはり審査員も笑えるコメントが必要でしょう。その点で松本人志さんよりも上沼恵美子さんがかなり光ってたといえます。光りすぎて顔が白すぎた!
カミナリに対してはサンドイッチマンの指摘から禿に優しく。マジカルラブリーを舌鋒で脱がせ、うたのお兄さんネタさや香ではお気に入りに登録しました。
指摘の仕方も笑いを交えたセンスがあってすごく良かった。さすがベテランの中のベテラン。
伊達に出演するたびに白くなってるわけでははありません。審査員ー1グランプリがあるなら上沼恵美子さんに1票入れたいところです。