なぜ普通に歌ってくれないのか?
ファンから批評を浴びたのは、12月6日放送音楽特番「2017 FNS歌謡祭 第1夜」(フジテレビ系)で倖田來未さんが歌った「愛の歌」。
この日のパフォーマンスでは、ピアノ演奏を松下奈緒が担当。さらにバックにはオーケストラと一夜限りのスペシャルバージョン。
出展:http://asajo.jp/excerpt/42553
ここまでされると歌手として張り切らずにはいられない。
しかし、それが裏目になったようです。原曲よりもライブ感をというサービス精神。語尾をやたら延ばし、テンポを崩してみたり、曲のいたるところにアレンジをいれた歌唱。ライブならではと言えますね。しかし、結果は聞きづらかったという視聴者が多かったようです。
実は倖田來未さん、15年前にもFNS歌謡祭でアレンジを加えて歌い、『普通に歌って欲しかった』と不評を買いました。
しかし、今回はその時の比じゃないぐらいにアレンジを施して、原曲とは程遠いものになってしまい、ファンからは昔好きだった今日聞いてイラッとしたや、青春を返して、キムタク以上にアレンジ入れてきたな…など。
シンガーにとっては、定番曲。歌い飽きてアレンジを…ということもあれば、ファンに飽きられるからよりアレンジを目指そうなんて考えることはあると思います。
そのうち、そのアレンジで「あれ、もしかして天才?」なんて思っていても周りからは求めてるものと違う…なんてこともあります。
料理なんかで料理レシピ通り作れば間違いないのになぜかアレンジしちゃう人っています。
こんな感じ!とアレンジした料理を出してきて、違う料理になっていたなんてことも…
ちょっと例えが雑でしたが、料理のアレンジも歌のアレンジも、カッチリと合えば、奇跡の出来栄えになりますが、失敗すると・・・。
即興のアレンジ。
アーティストの方って歳をとると今までのような声が出なくなるようですし、こういったアレンジはその苦し紛れに取られてしまうかもしれません。
素直な声を聞きたい、というのがファンのリアクションのように思います。