最近テレビ東京が他局頭一つ抜きん出ていると感心してしまいます。
テレビ東京といえば、アニメ系が強かったイメージがあったのですが、それ以外もグイグイといい番組作ってますね。
そして、やはりこの番組は毎回ワクワクさせられますね。
「池の水ぜんぶ抜く」で話題の番組。9月17日に放送。日曜ビッグバラエティ「東京湾大調査! お魚ぜんぶ獲ってみた ~深海500mカメラを仕掛けたら~」(午後7時54分)。
出典:http://news.livedoor.com/article/image_detail/13503354/?img_id=13685543
「池の水ぜんぶ抜く」と日比谷公園の池から江戸時代の屋敷で使われていた家紋入りの瓦を見つけるなど、歴史的発見。さらに同時間帯に放送されているNHK大河ドラマの視聴率を上回った「池の水ぜんぶ抜く」の新企画。
宝探しをしている感覚が視聴者にも伝わって徳川埋蔵金のように見つけられなかったで終わるわけじゃなく。きっちりと期待に応えてくれるのもいいですね。ましてヤラセじゃない。
これ本当に重要ですね。
そして今回は東京湾に注目。さすがに「東京湾の水をぜんぶ抜く」わけにはいかず、番組では水深500メートルにカメラを設置。
ヌタウナギの捕食シーンや伊豆の深海で見られる巨大タカアシガニを捕らえ、また、「東京湾には一体何種類の生物がいるのか」と、小島よしおがスゴ腕漁師たちと巻き網、底引き、定置網、刺し網とさまざまな方法で片っ端から捕獲。
定置網の現場って意外に珍しい魚が捕獲されたりするらしいですね。漁師の間ではそうでもないそうですが、専門家からは目を見張る発見がスルーされてたりなんてことも…
そして、今回富津沖で底引き網にかかった魚の中に、東京湾新発見となる「ヒメコトヒキ」が含まれていたそうで、「ヒメコトヒキ」はスズキ目シマイサキ科で、本来は沖縄や西表島、小笠原諸島に分布。太平洋側は茨城県まで報告があるが、入り組んだ地形の東京湾では記録がなかったとのこと。
あまりにレアすぎて同行した専門家は気づかず、別の専門家が確認。南方系の魚が黒潮に乗ってくることはあるそうですが、内湾まで入ってくることは奇跡的で珍しいそうです。
他にも準絶滅危惧種の深海ザメ「ヨロイザメ」。「ナンヨウカイワリ」そして専門家が「博物館に持ち帰りはく製にしたい」と漏らした「アブオコゼ」など、珍魚続々。今回は水を抜くことなく東京湾の底を見せてくれます。
視聴率の取れる番組。こういったものってレギュラー化すると途端にダメになったりするんですよね。
特番だから出来るクオリティーですね。東京湾・伊勢湾・大阪湾と日本三大湾の一つでもあり、それと同じく非常に汚いというイメージがありました。水質改善を頑張っているようですがなかなか進んでいないようですし。
汚れが溜まりやすい構造だから仕方ないのですが、それと同時に栄養が非常に豊富でもあるそうで赤潮の原因にもなりますが、生物たちの餌場にもなってるようです。
もしかしたら、そのうち東京湾で珊瑚が育つかも?なんてことを思ってしまいます。そうなると今度は「温暖化ガー」とか問題になるのでしょうか?
研究機関・専門家の皆さんも予算的になかなかできない事ですし。
ここ一番という番組なので協力していろいろ発見しちゃってください!
そして好奇心とワクワク感を分けて頂きたいです。