フジテレビ系「めちゃ×２イケてるッ！」19:57 - 20:54に放送のナインティンナインがメイン司会を務めるバラエティー番組。
1996年10月19日から放送スタートし、放送開始以来、独走状態の人気。視聴率は２０％も珍しくはなかったのですが、視聴率は徐々に低迷し、2012年7月28日放送回では裏番組「ロンドンオリンピック・サッカー女子日本×スウェーデン」の影響もあり歴代最低の7.9%を記録。で
ですが、裏番組が強いと言い訳をするならば番組を畳むしかありません。なにより、土曜日のゴールデンタイム。この時間に視聴者を獲得できるものが勝者ともいえますね。
特に深夜放送枠をゴールデンタイムに持ってきた朝日テレビ系「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」が強すぎる状態。究極ウェポン・ナスＤの勢いにこのまま押しつぶされるのか…
しかし、「めちゃ×２イケてるッ！」にも武器はあります。
出典：http://dews365.com/topics/miuradaichi-adpj.html
それが岡村隆史オファーシリーズ。オファーシリーズは今年で20年になります。2017年10月14日放映のフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ！」岡村隆史オファーシリーズの新作2時間半スペシャルでは、三浦大知さんのオファー。
難易度の高い代表曲「(RE)PLAY」に挑戦。課題となったのは、ブレイキン・ロッキン・ポッピン。さらにサイレントを含めたダンスでした。
問題は編集になります。「コントは編集が命」というほどコミカルさが重要となります。練習風景を映すとどうしてもシリアスさが強くなってしまいます。
ただ、そういう雰囲気も私としては好きなんですけどね。
出典：https://mdpr.jp/news/detail/1721178
岡村隆史さんは現在47歳。その年であれだけの練習量は相当ストイックだと感心してしまいます。何よりもダンスに関しては笑い以上にこだわりを持ってるようにも感じます。お笑い芸人なのでこれは誉め言葉にはならないですけどね。
ダメと言われてもやっちゃうところ。
最後の三浦大知さんが怒っているように見せて、大成功的なノリは定番の流れなのでもう少し予想外に外すのもよかったかなと思いますが、正直振り付けや難易度等を含めて、あれだけ動けるのは無理ではないか…という予想もしていたと思います。
「最後のショッカーもとい、ブラックスカル（ドン・キホーテ）のレアもののやり取りも面白かったですね。
しかし、三浦大知さんはトータルで歌って踊っていますし、あれだけのスタミナを維持し続けてさらにコントにも付き合うところもすごい。
それぞれ違った形でプロだなと感じました。いつもの「めちゃ×２イケてるッ！」と空気が違う。
今回の視聴率は10.1％。始まった当初から比べれば低いともいえますが、番組内容的には面白いというだけではなく魅せられる部分が多かった。それがとてもよかった気がします。
ただ、これを毎回やるとなると厳しいですよね。岡村隆史さんの体力が持たないでしょうし。「めちゃ×２イケてるッ！」の武器。それも最終兵器だけに無駄撃ちができないのは残念なところでしょうね。
