「そういえば聞いたことがある!」から「そんなのいつ流行ってたの?」まで…。
どこまでが本当かわからない年末恒例「2017ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が発表されました。ノミネート語は以下の通り、
1位にアウフヘーベン。2位インスタ映え。3位うつヌケで4位がうんこ漢字ドリル。5位が炎上○○。6位AIスピーカー。7位に9・98、8位共謀罪。9位がGINZA SIXで10位が空前絶後の…
出典:http://walkinglabs.com/archives/1830
インスタ映えとうんこ漢字ドリルくらいしか今一つピンときませんね。
5位の炎上○○もわからなくはないんですが、○○は必要なのでしょうか?
1位のアウフヘーベンは小池百合子都知事が使った言葉です。国家の危機管理上の疑問それらに対して、いままでの論議を「アウフヘーベン」し、国民の方が希望を持てる政策をなげるべきとのこと。
出典:http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/01/yuriko-koike-as-first-female-governor_n_11299478.html
ちなみに「アウフヘーベン」とはあるものを、そのものとしては否定しながら、さらに高い段階に生かすこととあります。
要するにより完成度の高いものにしようってことでしょうか?
いまさらですが正直わかりにくいですね。
2位のうつヌケは田中圭一さんの書籍。作者の田中圭一さん自身が10年に渡って患っていた「うつ」について、自身が体験談を含め、取材した17人のエピソードをベースに「うつ」との戦いを漫画作品で描いています。
書籍は15万部の売り上げを記録した書籍です。こちらに関しては流行語といっても人によっては温度差がありそうですね。
AIスピーカーも使っている人は使っているのでしょうが、流行語になるほど流行っているの?と思うところはあります。
世相に反映したものが流行語であるはずが、商品の宣伝みたいになってるような?
10位圏外には豊田由美子元議員の暴言「ちーがーうーだーろー!」や「忖度」などが上がっていますね。
豊田由美子元議員はどちらかといえば「このハゲー!」の方がよく知られていたのではないでしょうか?
忖度についてはビジネス用語を無理して使っている方を見ているような気分ですね。
なんだかわからないうちに決まった「2017ユーキャン新語・流行語大賞」。
いったい誰の忖度によって決定したのでしょうか?
これぞ!流行語大賞というには首をかしげるような毎年恒例のイベントですね。