「食い物を始末にするな」そんな言葉を思い浮かべてしまいますが、見るとつい顔がふやけてしまう。
食のアート。食は目で見て楽しむ物。多少、お行儀が悪くても寛容な精神で許してほしいものです。カッカしても夏の暑さにバテるだけですよ?
出典:https://www.j-cast.com/2017/07/11302935.html?p=all
というわけで、カットした果物を洋服に見立てた「フルーツドレス」写真なるものが、国内のインスタグラムブームの兆しを見せているとのことでふむ…なるほど。
遠近法を効果的に使う事で、まるで「本物のフルーツを着ている」ような可愛らしい写真が撮れる。手軽に画像を取れるからこその発想ですね。
思い立ったらやってみた。それが出来て、みんなと共有できる。小さなファッションショーのような感覚はかわいいだけじゃないですね。
「フルーツドレス」写真の撮り方は、まず、スイカやパイナップルなどの果物を、包丁でカットしたり食べたりして「ドレス」のように見える形に調整します。
次にそのフルーツの被写体に重なるようにカメラの前に掲げ、そのままシャッターを切るだけ。
果物を三角形にかっとしただけでもドレスのように見えるのですが、中にはドレスの「肩紐」や「裾」の部分を再現するユーザーも…
凝り性はそのうちフルーツ彫刻で飾り切りを極めそうですね。
特に人気のフルーツは夏らしさを感じられるスイカのようで他にもオレンジパイナップル、桃などの果実を用いたドレスもあります。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00000008-storyfulp-cn.view-003
遠近法や目の錯覚を利用する。
シミュラクラ現象によるものでしょうか。木の彫を顔に錯覚したり、シミが蝶のように見えたりするアレですね。
フルーツの形や色合いを本物のドレス以上にかわいくアレンジできる。しかもお手軽に美味しく。錯覚・発想の転換というのは本当に面白いものです。
もともと、この「フルーツドレス」写真は2017年5月頃から海外で流行しているもの。
すでに、インスタグラムのハッシュタグ「♯watermelondress」には、世界各国のユーザーから6000件以上の写真が投稿されています。
日本でも6月末頃から注目を集め、7月11日昼時点で、日本語のハッシュタグ「♯スイカドレス」の投稿件数は約320件。
出典:http://burenyu.com/suikadress-1723
皆さん楽しんでますね。
スイカドレスを楽しんでいる芸能人も出てきており、アイドルグループ「HKT48」の宮脇咲良さんも7月8日のインスタグラムで
「ジャジャーン!なんと!! スイカドレスだよ 夏らしくて可愛い写真になった みんなもスイカ食べる時はぜひやって見て~~」
とフルーツドレスファッションショーを開催。
この投稿に11日昼までに3万7000回以上の「いいね」を集めるなど反響。
コメントには
「スイカドレス似合ってるね 可愛い」
「夏らしくていいですね!」
と好感触。
また、NHK Eテレの子供向け料理番組で女優の福原遥さんは7月10日、「パインドレス」姿でお披露目。
出典:https://www.j-cast.com/2017/07/11302935.html?p=all
その写真に1日と経たず2万回近くの「いいね」と「メッッチャ可愛い」が乱舞する大反響を呼びました。
食アートは本当に見ていて楽しいですね。
食べても美味しいですが、凝り性の人はとことんこだわる。
フルーツドレスとは違いますが、私も大根おろしアートを見た時は1時間以上その可愛さから眺めていましたしね。
しかし、あくまでもフルーツは食べ物。
名残惜しいですが、写真を取ったら早めに食べるようにしてくださいね。
もったいないから冷蔵庫に残しておくなんてことはしないように!