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今日見つけたこと

「スイッチ詐欺」被害者少年に差しのべた手。情けは人の為ならず

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「せどり」競取りとも言います。もともとは「糶取り」といわれていました。

米を競り売りする仲買人のようなもので、現在では「掘り出し物を第三者に販売して利ザヤを稼ぐ」行為として使われています。

転売して、儲けを得る。その行為がトラブルに発展するケースも少なくありません。

そして、この問題もその一つでしょうね。

品薄が続く任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」。この商品は「せどり」の目玉になってますね。定価の10倍なんて話もありました。

出典:https://gamewith.jp/gamedb/article/show/43620?from=ios

 

しかし、問題は転売ではなく詐欺ですね。この商品を巡って、購入希望者を狙った電子マネー詐欺に引っかかり、「11か月かけて貯めた」計3万1000円をだまし取られたと嘆いた少年。

「頭の中が真っ白になりました」

ツイッター上では2017年7月中旬ごろから、ニンテンドースイッチの品薄を利用した詐欺が続出し、被害を訴えるユーザーが多いそうです。

共通する手口は、購入希望者にプリペイド式の電子マネーで代金を「先払い」させ、商品を送らずに金銭だけをだまし取るというシンプルなもの。

オークションなどで昔からある手口ですね。

支払方法が変わっただけですが、他にもビットコインを使った支払方法なんてものもあります。あっちは暗号なので追跡がさらに困難という話ですね。

この詐欺に引っかかったある男子中学生ユーザーは7月16日、ツイッターにて呟きました。

「誰か助けてください。 だめだホントに逃げられた、Switch売ってくれるって言って簡単に乗ってしまった。死にたい、どうしよう」

その被害報告と共に詐欺アカウントとのDM(ダイレクトメッセージ)でのやり取りや、取引のために購入した3万1000円分の電子マネーの写真も公開。

この少年は親から貰う月の小遣い3000円を貯め、11か月かけてスイッチの購入代金を用意。

また、詐欺被害に遭ったことを報告する前に投稿したツイートでは、近隣の家電量販店5件を自転車で回ったが「(スイッチは)どこにもない」とも漏らしていました。

そして、目についたニンテンドースイッチ。飛びついた結果がこれでは報われませんね。

 

この被害報告にネット上では大きな注目を集め、7月19日昼時点で投稿には1400件以上のリプライ(返信)が寄せられている。

その大半は少年に同情的な意見だが、一部からは「救いようのない馬鹿だな」「頭が悪いから騙される」といった声も出ていました。

この一連の流れの中で被害者の少年は親に相談せず買っていることと安易に個人情報を教えているという部分が指摘されています。

厳しい意見ですが、まだ子供ですしね。

親に相談といっても近隣の家電量販店を5件もハシゴして購入できなかった点も踏まえると目について飛びついてしまったんだなと思いますね。振り込め詐欺などでだまされる方が悪いと言ってるようなものですし、騙す方が明らかに悪いのですから

 

今回の騒動で必死に貯めた小遣いをだまし取られ、ネットで批判にされされることとなった少年。

しかし、その顛末を見ていたあるゲーム会社で取締役を務める男性ツイッターユーザーの「某ゲーム会社の末端作業員M」さんが彼の悲嘆にツイッターで次のようなDMを送ったそうです。

「投稿を見て、何かできることは無いかなぁと考えた時、私に出来るのは今後ゲーム業界を支えていく子供達にゲームを少しでも遊んでもらう事だと思いました。なので、私からの少ない気持ちですが、スイッチを無料で贈らせて頂きたいと思います」

そして、少年の元には少年は贈られてきたスイッチの写真をツイッター上に公開するとともに、Mさんへの感謝の言葉を繰り返しつづっていました。

ここでも賛否はあるようですね。

 

今回、少年にスイッチをプレゼントした理由にMさんはこう答えています。

「私は困った時に何度も助けられてきて、少年の様子を見て、過去の自分がフラッシュバックしました。『今ここで、かつて自分を救ってくれた人間になれたら』と、気づいたら動いていました」

Mさんが少年に贈ったスイッチは、オークションサイトで落札したもの。

Mさんも普通に購入することはできなかったんですね。

Mさんは

「『ゲーム機が欲しい』という子供の欲を利用した悪質な手口とその悪質な詐欺を批判するとともに「これからのゲーム業界を育てていく若い子供達を食い物にするのは辞めて頂きたい。子供達が安心してゲームが出来るような世の中になって欲しいと思っています」

と語っています。

ファミコンミニでの騒動などでもありましたが価格を釣り上げるような転売や詐欺が深刻な問題ととなっていますね。

メーカー側も生産の充実を図っているようですが、なかなか台数確保は難しいようです。

直販によるオンライン販売などという案もありますが、生産自体に限界があるようですしね。

Mさんの決断によって一人の少年が救われました。

 

しかし、悪質な詐欺をしたものは、今も平然と続けているのでしょうね。

メーカー側や警察の方々の早急な対策をお願いしたいと切に願いますね。

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