アニメ版オリジナルストーリーでブームを引き起こした「けものフレンズ」。
動物が人間の姿をした「フレンズ」と呼ばれる少女たちがサファリパーク型動物園「ジャバリパーク」を舞台に、パークに迷い込んだ少女の正体や仲間がいる場所を知るための冒険の旅を描く物語ですね。
今年1月に放送が始まったテレビアニメ版がヒットし、「わーい!」「たのしー!」などのせりふがネット上で流行。
出典:http://kemono-friendsch.com/
たつき監督は同作を手掛け、放映終了後も12.1話と称する短編アニメを公開。第2期の制作にも意欲を見せていました。
そんなヒット作に突然の事件が!
それは9月25日アニメ「けものフレンズ」を手掛けた、タツキ監督のTwitterアカウントから始まりました。
タツキ監督はTwitterに「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」と投稿。
出典:https://news.goo.ne.jp/article/excitereview/entertainment/excitereview-20170327001.html
監督の意向によらぬ降板とはいえ、楽しみにしていたファンの方々に謝罪。
そのツイートは、投稿から約1時間で15万回以上リツイートされました。
ネット上では「監督をのけものにしてどうするのか」「たつき監督がいないけものフレンズなんて……」など困惑する声。
しかし、それだけでは収まらない。大ブームを巻き起こしたアニメです。
「けものフレンズにのけ者はおらず!」。
その騒動に「たつき監督辞めないで!」と題された署名サイトChange.orgの署名では「なんで角川はたつき監督を辞めさせるの? みんなでたつき監督を取り戻そう!」と呼びかけが広がっています。
出典;https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotoatsushi/20170926-00076202/
署名ページには「たつき監督がいてこそのけものフレンズ」「監督じゃないとけもフレじゃなくなる」などのコメントが。
また外国語のコメントもみられ、海外からのファンも支持が寄せられているそうです。署名活動にはすでに1万人以上の賛同が寄せられているそうでまだまだ増えそうですね。
オリジナルストーリーは原作者・吉田観音さん。世界設計やキャラクターの造形に比較的安価な3Dソフト「Cinema4D」を用い、少人数で制作された作品。
そして、たつき監督は自ら脚本を手がけ、レイアウトを切り、CGによるキャラクターの動作もつけているだけに、監督の貢献度は極めて高いものがありますよね。
手塩にかけた作品から外されることはどれほどショックだったか。第2期制作でたつき監督のTwitterでもやる気を漲らせていましたしね。
何が原因だったのかはいろいろ憶測されていますが、正確なところはわかっていません。
ただ、次の監督が第2期を手掛けるにあたりハードルがものすごく上がったことは確かです。
低予算で大ヒットしたから、泊付させたい監督に入れ替えた?その線もありそうですがどのような意図があるのでしょう。なんにしても第2期を楽しみにしています。