空港トラブル。
少ないようで意外に多いですね。特に格安航空の話は手軽になっただけにトラブルも多いのかなと思ったりもしていますが、乗客が求めるサービスと格安航空が提示できるサービスの違いで揉めたりといろいろあるようです。
しかし、空港トラブルで最も多いトラブルと言えば、やはり遅延トラブルではないでしょうか?
気象に左右される空港は、下手をしたら欠航ですしね。
それだけではなく検査による遅延もやはり多い。安全のためには仕方がない。それでも、1時間の遅延トラブルでさえ乗客の方々にとって不安になるものです。
出典:http://money-academy.jp/kukokensa5566/
アクシデントによるアンラッキー。しかし、そんなハプニングもこの粋な計らいにはウェルカムと言ってもいいのではないでしょうか?
20日昼の新千歳空港発伊丹空港行の全日空機。
全日空によりますと保安検査場の混雑のため出発が約1時間遅れ、一部の乗客が機内で出発を待っている状況だったという。
トラブルにより生じた待ち時間で乗客はイライラ。空気は分刻みに重くなります。
しかし、そんな機内に思わぬ声が上がったのはすぐのことでした。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170821-00000005-jct-soci.view-000
「機内が和むように歌いますよ」と客室乗務員に申し出たのは何と松山千春さん。
同機にたまたま搭乗していた松山千春さんが機長の許可を取った上で機内のマイクを使い、北海道に縁のある代表曲「大空と大地の中で」を熱唱。
乗客からは大きな拍手が送られたといいます。
「過去に例がない」(全日空)というこの松山さんの粋な対応を受け、インターネット上では
「これは神対応」
「こんなことされたらうれし泣きしてしまう」
「こういうのがプロフェッショナル魂だ」
などと称賛するコメントが相次いで書き込まれました。
ゲリラライブ。
フラッシュモブ。
突然発生した松山千春コンサートのサプライズ。
幸先の悪い出発が、思わぬ幸運に転がったというべきでしょうか。
災い転じて福となす。粋な申し出をした松山千春さんも素晴らしいですが、柔軟に許可した機長の神対応に拍手を送りたいですね。