都市伝説ではなかったんですね。
「青い鯨」という自殺ゲームが問題になっています。
ロシアの心理学を収めたフィリップ・プデイキンが始めたと言われるSNSを使ったゲーム感覚を利用したマインドコントロール。
インドでは「青い鯨」と呼ばれるゲームに熱中したとみられる少年が自殺する事件が相次いでいるそうで、死者は8月24日までに少なくとも3人に達しています。
出典:http://warikini-topic.jp/1330.html
「青い鯨」は何者かがSNSを通じて複数の指示を出し、参加者が実行した「証拠」の写真や映像をフェイスブックや写真共有サイト「インスタグラム」に投稿するゲームとみられます。
参加者は50日間、毎日別々の「指示」をこなす必要がある。
「朝4時20分に起きる」「特定の音楽を聴く」といった当初の簡単な指示から、「腕にかみそりで文字を刻む」など次第にエスカレート。50日目には「建物から飛び降りろ」との指示になるという。SNSに熱中し、自らを誇示したい若者の心理を巧みに利用しているとのこと。
また中国でもこれの模倣犯が出ているようですが、こちらは一部の未成年がSNS上でグループを作っていたので、解散させたとあります。
しかし、この藍鯨は2種類のオアパターンがあり、一つ「青い鯨」と同様に自殺に追い込むパターン。もう一つは女性の裸を強要するパターンですね。やってることが女性の裸を見たいだけ?共通するのはどちらも10代から20代の女性がターゲットという事です。
ただ、女性の裸を遅らせる手口は日本でもたまに耳にしますよね。年齢を誤魔化して、やり取りしたり、煽てて写真を送らせる手口など…
ただ、こちらの方はさらに5000元(約8万円)支払わないと、写真を公開する」と脅して、お金をゆすろうとした男性までいて、逮捕されています。本当に碌でもないですね…
SNS「QQ」に藍鯨(lanjing、青い鯨の中国名)関連のグループが相当数あり、参加人数も1グループあたり200人、300人と拡大しているとのこと。
不幸の手紙という原始的なものがチェーンメールとなって、いまは「青い鯨」になっているような印象がありますね。
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/10041574/
漫画でいうと多重人格サイコという漫画がありましたが、この漫画の根幹もこういった形で、ターゲットも未成年でした。
ただ、この漫画は2006年に茨城県、2007年香川県、岩手県、さらに2008年で福島県・大分県。
長崎県で青少年保護育成条例に基づく有害図書に指定されています。
内容もかなりショッキング。描写もグロテスクで残忍な為、耐性のない人には、未成年ではなくともおススメできませんが…
こんな手口になんで引っかかるの?
と疑問を持つ人もいますが、パソコンのマイクロソフトの偽サポートですら騙される人がいるくらいです。
「警告、あなたのパソコンが危険にさらされています。」と音声が流れてパニック。そして、そのまま指示されたサイトに誘導される或いは電話を掛けて金銭を取られるなど。
「青い鯨」の場合は簡単な「指示」をこなす義務を発生させ、徐々にその内容をエスカレートさせる。
ルーチンワークによる心理も利用してますね。茹でガエル現象或いは茹でガエルの法則にも共通しているように思えます。
少しずつ毒を混ぜるようなやり方の違いはありますが、知識不足或いは専門外や常識外に人は弱いということを改めて思い知らされます。