テレビを見るたびに素人っぽいアイドルが飽和してるなぁ…と思いながら名前が覚えられないどころかグループ名すらわからなくなる。
個性とバラエティーが豊かになったといえば聞こえはいいのですが、なんというかアイドルというイメージってこういう感じでしたっけ?
と悩んでしまいますね。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%97%A3%E6%B0%B8%E6%A1%83%E5%AD%90
しかし、その中でも別格はいるんですよね。
アイドルのプロフェッショナルといえたのが嗣永桃子さんでした。
6月30日、東京・青海の特設野外会場で行ったソロコンサートもってアイドルを卒業し、芸能界を引退。
「ももち」の愛称から「嗣永先生」になるのでしょうか?
2014年3月に大学を卒業し、幼稚園と小学校教育に関わる教育職員免許状を取得。
卒業論文では障害を持つ日補備とによる意思伝達問題について論じ、自身のラジオ番組でも解説していました。
嗣永桃子さんの発言は「ももち節」といわれるほど、自分大好きなナルシスト発言。
しかし、その自信に満ちた言葉に嫌味がないのはファンの方々もわかっていらっしゃる。
『「言葉の選び方」が洗練されている』嗣永桃子さんについて知る方々なら必ず最初に上がる評価です。
しかし、それ以外にも距離感の取り方が非常に巧いという印象がありますね。
人それぞれに存在するパーソナルスペース。他人に近づかれると不快に感じる空間は、女性よりも男性の方が広いとされていますが、個人によってもかなり違いがあります。
その距離間の取り方、「言葉の選び方」と同様に「間の取り方」が洗練されているともいえますね。
これは「ももち節」というよりも「ももち流」の感覚的な部分も大きいと感じます。誰でも出来るというわけではないですしね。
「私は見ての通りビジュアルもいいし、愛嬌もあるし、運も持っているので」
出典:http://mainichi.jp/articles/20170306/dyo/00m/200/017000c
これだけを聞くと一見さんなら挑発的と思ってしまうかもしれません。
この言葉は「幸せになってね」と願うファンに向けて「ありがとう」と感謝しつつも、「ももち節」で返した言葉です。
伝える相手によってその印象は大きく変わりますね。
嗣永桃子さんの引退について所属事務所のスタッフは「正直、失ったものは大きい。ああいう頭のいいトークをできるアイドルはなかなかいないですから。もちろん後輩メンバーたちにもセンスのあるメンバーはいますが、嗣永レベルの子はしばらく出てこないんじゃないかな…」と評価します。
かたや、プライベートではスキャンダルゼロ。一部のファンからは「嗣永プロ」と呼ばれるほど、その管理の徹底に隙がない。
何よりもイベントごとの囲み取材においてあらかじめ質問を想定し、最前の答えを複数準備する。
芸能界引退からの引き際の良さといい、その先にあるやりたいことに対しての用意周到。
そして、引退するからといって決してレームダックになることなく全力を尽くす。
単純に仕事だからという事ではなく人間関係を大事にしているからこそ成せることなのでしょうね。
「ずっとあんな感じでやってきたわけだから、いきなりゆっくりというわけにもいかないと思いますよ。恋愛? 結婚? う~ん、すぐにはできないと思います。嗣永は嗣永。アイドル道と同じように、児童教育の道を突き進んでいくんじゃないですかね」
親しい関係者の推測は彼女の性格を踏まえてこう推測します。
2010年4月28日「Berryz工房 嗣永桃子のぷりぷりプリンセス」において、「子供が好きなので、大学では将来保母さんになる勉強をしている」と宣言している嗣永桃子さん。
アイドルからのターニングポイント。嗣永桃子さんは将来の「夢」とはいわず、「将来保母さんになる」とビジョンをしっかり持った行動をしてますよね。
出典:https://sozai-good.com/archives/75300
ここにも「ももち節」が生きているのでしょうか。
ここ最近だけでもアイドルから転身している人が多いですね。ただ、この人ほど安定感のある人はいないのではないでしょうか。
そうはいっても、教育、特に子供に関しては接し方が違ってきますしね。
予想外のことをするのが子供ですしね。
好きだけでは出来ない事ではありますが、頑張っていただきたいところです。