テレビ東京「池の水ぜんぶ抜く」最新作「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦5)(11月26日午後7時54分。
大阪府寝屋川市の太秦2号公園の山新池から巨大肉食魚「アリゲーターガー」が見つかった!!と番宣も含めてニュースになりましたね。
番組のコンセプトは池の水を抜き、外来種も駆除と池の環境改善を図ること。
今年1月15日に第1弾。そこから反響を呼び、第3弾では千葉県習志野市長から直々にオファーが掛かりました。第4弾は日比谷公園の雲形池の水抜き、そして今回は大阪へと…
そして、今回前もって発表された世界最大級の淡水魚・アリゲーターガー。
目撃情報も多数寄せられていたようですね。9月には一度寝屋川再生ワークショップのメンバー役30人が地引網による捕獲を試みましたが失敗。
そして、今回番組が協力して水抜きバキュームカーや排水ポンプを駆使して、11月5日から11月3日、追い込み作戦を敢行。
それでもうまくいかず、11月4日にボートの上から網を使って見事体長1m13㎝のアリゲーターガーと体調70㎝のロングノーズガーを捕獲したとか。
出典:http://www.monstersproshop.com/osaka-alligator-gar/
とはいえ、アリゲーターガーとはどのような魚なのか?名前からしてワニみたいな?というニュアンスですね。
本種は最大で全長2m以上。巨大なもので3mにも達する大型肉食魚だとか。ポイントは温帯の日本でも越冬できるところ。
危険性としては、その顔つきから獰猛であるという印象。しかし、テキサスの聞き取りでは現地産のアリゲーターガーが人を襲ったという記録は残っていないそうです。また、日本を始めとして遊泳中に噛みつかれたという報告もなし。
ただし、勘違いしてはいけないのがアリゲーターガー側から攻撃することがなくとも、身を守る意味で攻撃すると例はあるという事。
出典:http://www.monstersproshop.com/osaka-alligator-gar/
その例としてテキサスの原産地において、釣り人やフィッシングガイドが釣り上げた際に負傷したという事例は複数ありますね。
主な攻撃は強烈な頭突きだそうです。
その大きな顎じゃないのか!!…ってツッコミを入れてしまいますね。
ただ、口には鋭い歯が並んでいる為、当たりどころによっては裂傷を負う事もあります。また2メートル以上もある為、重さもあり、力もあることからほぼ鈍器です。
そして、うろこはガノイン鱗といって包丁を通さないほど固い…
「池の水ぜんぶ抜く」の発表が11月20日。そして、11月21日これもタイムリーなニュースですね。
なにか企画と連動してるのでしょうか?政府はこの日、北米原産の肉食魚「アリゲーターガー」を、特定外来生物法に基づく特定外来生物に指定することを閣議決定。
ガー科の全種類。その交配種は来年4月から国の許可を得ず輸入販売飼育ができなくなるそうです。
稚魚は15㎝ほど。それだけ見ると水槽で飼えるなんて思ったら2mから3mですしね。それこそ自宅に池でもないと無理じゃないかな?と思ってしまいます。
しかし、そういう安易な人が多かったってことでしょうか。それとも釣りを目的に迷惑な放流なんてこともないとはいいきれません。全面禁止になるのも時間の問題だったのでしょう。
特定外来種に指定されたのはこのほかにもマキシムスマルバネクワガタなど大型のマルバネクワガタ属10種や、 幼虫がサクラなどの木の内部を食べるクビアカツヤカミキリ、 鳥類ではシリアカヒヨドリとヒゲガビチョウなど計14種。虫関係の方が多いですね。
一時期はカブトムシやクワガタを入れたUFOキャッチャーなんてのもありましたっけ。
ゲームなどの虫ブームでこういう関係のものがかなりありました。
飼えなくて捨てるという人とは違い、フィッシングとして放流というの人はこういう感覚なのでしょうか?
共通しているのは、一時の満足感ということでしょう。どちらにしても迷惑な話です。