NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」。
NHKの朝ドラの印象を変えた作品で「純情可憐・真面目・爽やか」なイメージから「明るく・一癖あり・古き日本の田舎」を焦点にしたところが評価されました。
出典:http://newslounge.net/archives/47506
その国民的ドラマとなった「あまちゃん」は出演した俳優さんにとって、より脚光を浴びるきっかけとなりましたね。
そして、彼もまた、この作品を切っ掛けにブレイクしたともいえます。
出典:http://www.jprime.jp/articles/-/10154
7月16日に放送された日本テレビ系トーク番組「誰だって波瀾爆笑」(日曜日午前9時55分)に、同じく7月16日スタートの日本テレビ系連続ドラマ「愛したって、秘密はある。」(日曜午後10時半、初回は午後10時放送)に出演する俳優・福士蒼汰さんがゲスト出演。
ブレイクとなったNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」について、かつての心境や気持ちを語ってくれました。
幼い頃から人見知りで、高校時代もファミレスで定員さんに直接注文することができず、友人に伝えて注文してもらっていたという福士蒼汰さん。人見知りなのになぜ俳優なんて?人目に晒されるのが当たり前の職業ですしね。
その理由は初めて渋谷に行った時に撮られたスナップ写真でスカウトされたことが始まりだったと言います。
17歳で芸能界入り。「美咲ナンバーワン」で俳優デビュー。そして、同じく「仮面ライダーフォーゼ」の如月弦太朗役でテレビドラマ初主演、劇場版で映画初主演。子供からの人気も高いですね。
しかし、幅広い年代に人気が高まったのはやはり、20歳の時にオーディションを受けた朝ドラ「あまちゃん」だったと福士蒼汰さんは言います。
しかし、その撮影は福士蒼汰さんにとって苦悩と不甲斐なさであったとかつての自分について吐露してくれました。
「史上最強に嫌でした」とその撮影について、打ち明けて「(撮影現場に)行きたくなかった。あの時が一番落ちてました」と自身を振り返ります。
その理由は?
「自分がやりたいことができなくて、いろんなことに悩んで、自分の“出来なさ”に嫌だったんですよね」
ベテラン陣を囲まれた朝ドラ「あまちゃん」の錚々たるメンバー。
その実力を見た福士蒼汰さんにとって実力不足と感じたのでしょう。しかし、そんなところを見つめることができるのも彼の持ち味ですね。
どんな形にしろヒットしたら天狗になる人が多い中で彼はそれを自制し、反省できる。なにより、より理想を目指そうとするところが職人役者の気質があって好感が持てます。
一方で朝ドラで人気になったことで幅広い世代から声をかけられるようになったと話、「世代が広いなって思いました」とNHK”朝ドラ効果”の強さについての実感を語ってくれました。
そして、最後に22歳の時のエピソード。
ずっとやりたかった「アメリカ一人旅」を敢行したことについて、得意の英語を活かし米国各地を巡ったと話します。意外とアグレッシブですよね。
決断すると実行が早い。
おかげで人見知りの性格がオープンマインドになって、帰って1か月くらいは変装しなくなった」と話してくれましたが、すかさず、MCの俳優・溝端淳平さんから「1か月でまた変装するようになったんだ?」と、すぐに戻ってしまったことを突っ込まれると、うなずきながら苦笑していました。
しっかりとオチをつけてくれるところも実に面白かったです。
海外の影響を受けると気持ちが高揚しますしね。ただ、ずっとそれが維持できるかというとやはり難しいです。
でも、福士蒼汰さんの意外な一面や性格が伺えるエピソードでしたね。
2018年夏公開の主演映画「BLEACH」と活躍目白押しな福士蒼汰さん。まずは外見からと作り上げた主人公「一護」のキャラクターもなかなかの雰囲気でした。
出典:http://natalie.mu/comic/news/198660
映画の内容も福士蒼汰さんにとって満足な仕上がりになったか楽しみですね。