エゴサーチという言葉をご存知でしょうか?
インターネット上で、自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名を検索エンジンを使って、自分自身の評価を確認する行為です。
自分検索や自己検索などの意味があります。
芸能人には結構やってる人いたりしますよね。松本人志さんもよく某掲示板に書かれたとか、凹んだとか話題にしたりもしますが、番組を進行する上で世論とかけ離れた考え方を修正する手段としてうまく使っているようです。
肝が小さいとか、小心者と言われたりもしますが、あんな批評渦巻く渦中に飛び込めること自体すごいことだと思います。
そういえば、
出展:https://japaneseclass.jp/trends/about/%E5%8F%A4%E9%87%8E%E3%81%BE%E3%81%BB%E3%82%8D
北海道大学の読書サークルに所属する学生が、あるミステリ小説の感想をツイートしたところ、投稿を目にした作家本人から「バカ」「クズ」「猿」などと罵倒される騒動があったそうです。
さらには、北大の偏差値を馬鹿にするような内容のツイートも投じて…
それにしても罵倒に品がない。しかし、これほどまでに逆鱗に触れたのはなぜなのか?
それは古野まほろさんの「禁じられたジュリエット」を読んだサークル員の感想。
「ミステリ愛溢れる1冊、ですが最後の謎解きは不要、もしくは必要だが面白くないという人が多かったです。 暗唱のシーンが良かったですね。内容とは関係ないですが登場人物の名前が覚えられないのは何故か、 という話題が盛り上がりました」
との感想ツイート。
この感想自体は悪意のあるものではありませんね。
疑問を率直に述べているだけで、評価としては悪くないのではないでしょうか。しかし、そのツイートから9分後、「バカだからじゃない?」とリプライが…しかもそれは作者である古野まほろ本人。
さらに古野まほろさんは「腐れ学生の癖になんだその口の利き方は、本人の前で言えクズ」 、「このクズどもは許さん」と激怒した調子で罵倒を連投。
さらには「あっあたしの過大要求でしたこれ」と切り出し、
「だって旧帝大で文系が57.5(編注・偏差値とみられる)とか、(略)ちょっとありえない......
これまで東大出を鼻で嗤う『異様に優秀な東北大出の役人』『同九大出』には結構出会っても、 蝦夷地からは皆無だった理由がいま解りました」
この方はなぜ作家なんか目指したのでしょうか?
物語っていろいろと矛盾が生じてしまうものですよね。それに対し、疑問に思うことは自然の流れで北海道大学の読書サークルの個人的な意見です。
著書を売り出す限りは避けられないこと。そして、この方はどこに向けて書き物をしているのでしょうか?
バカにはわからないというのは、裸の王様を思い出しますね。
あのストーリー通りの展開が今のこのやり取りから感じられます。
エゴサーチ。作家さんの中には心をぽっきり折られることもあるそうです。この方も評価が気になって覗いたのでしょうが、自分の評価はなるべく調べないほうがいいのかもしれませんね。