日馬富士・白鵬と貴ノ岩騒動。
被害者側と加害者側そして第三者側それぞれの言い分がかみ合わなくてどれが正しいのか?なんてよくわかりませんね。
こういう事は本職の人に任せるべきなのでしょう。
組織って上に行けばいくほど、解明が難しいですし末端と違って横綱ともなると相撲の看板。協会関係者としてはなんとか穏便に忖度したいと考えてしまう。
そういったことから、私としては警察という第三者に任せるのが一番だと思います。
しかし、この方々は考え方が少し違うようですね。
現在まで何も語っていない貴乃花親方について「大人の対応ではない」とコメントをするのは教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さん。
出展:http://book.asahi.com/reviews/column/2011112200027.html
出展:http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/31/sayuri-and-amiko_n_17639136.html
連日報道される日馬富士の貴ノ岩への暴行事件。これに対し、
「貴乃花親方の純粋に相撲協会の風通し良くしていこう、改革していこうとされるのは、 今までも支持しておりますし、分かる」と理解を示しつつも「大人の対応ではないというか、わがままのレベルになってしまって逆効果だっていう風に思います」と指摘。
「1人で孤立してしまって突っ走ってしまうのではなく、 相撲ファンの目線にも立って、ファンを味方につけていく。そういう動きでないと、いくら目的が 崇高であったとしても、世の中それでは通用しないです」
確かに言ってることはわかりますが、それは風通しに対する改革の話であって、現在の貴ノ岩暴行事件。もっというと傷害事件に関しては主旨が違いますね。
貴乃花親方が黙っている理由の一つは余計なことで捜査の邪魔にならないようにするためではないでしょうか?
また、けが人が出た以上まずは警察と任せるというのは法治国家である以上、公平で大人な判断だと思います。
そして、この方。
元衆院議員の上西小百合さん。11月30日に地震のツイッターに日馬富士が貴ノ岩暴行問題で引退したことに関し、師匠である貴乃花親方についてコメント。
「日馬富士さんの会見をみた。とりあえず謝っとけばいいだろうといういい加減なものではなく、無念がにじみ出ていた」とツイート。
「事の善悪はともかく人前に出てきて説明した。それに比べて貴乃花親方。自分の信念だかなんだか知らないけど女々しい奴だ。親が悪いんだろうな」と批判。
これも尾木直樹さんと同じような批判ですね。
しかし、元教師。元政治家であった方なのにどうして被害者側に説明を求めるのでしょう?という疑念を感じます。
何より警察の捜査中。余計なことを言うべき時ではないことくらいわかりそうです。
いじめ問題にも関わることがあったであろう尾木直樹さん。
法を最も尊重しなければならない立場であった上西小百合さん。
この方々が揃って同じ事を言ってる事が初心を忘れているのか。元々なかったのかと首をかしげてしまいます。
酒席でどのようなことが行われたかは、二転三転する話を聞いても判断できません。
しかし、けが人が出たのは事実です。いろいろな憶測がされていますが、現状の被害者は貴ノ岩。そして加害者は日馬富士です。
貴乃花親方も弁が立つ人でないでしょう。だからこそ、雄弁は銀、沈黙は金。2人とも先生と呼ばれるような方々だったわけですし、もう少し冷静に人となりをみて語っていただきたいですね。