なんてメルヘンチック。
ウミガメの背中に乗って生活する新種の甲殻類。悠々と泳ぐウミガメの甲羅にしがみ付く蟹みたいな感じ?と緩い想像をしてしまいますね。
発見された甲殻類は新種のオス。甲羅に乗って海中を旅する浦島太郎の物語にちなんで、「urashima(ウラシマ)」の文字を含む学名をつけ、分類学の国際専門誌に発表されました。
このウラシマ。タナイス目の一種とされ、体長は2~3ミリで、はさみを持ちます。
出展:https://matome.naver.jp/odai/2151188864753235201/2151189362554291803
昨年5~6月に鹿児島県・屋久島で改めて調査を実施。砂浜に上陸したアカウミガメの甲羅上から採取し、体の構造を顕微鏡で詳しく調べたそうで、その結果、脚、触角の特徴が既知のどの種類とも異なるそうです。
そんな小さな小人的存在。画像を見てみると…思っているものとなんか違った!ダンゴ虫とザリガニを足して割ったような感じですね。
可愛いかどうかは人それぞれですが、童話からのイメージ通りという訳にはいきませんね。
童話といえば、こういう話がありました。
出展:http://european-style.net/sleeping-beauty-story/
「眠れる森の美女」という童話は、ご存知の方も多いと思います。ディズニーアニメ映画として上映もされました。
しかし、これを教材として扱った学校に苦情を出すという話がイギリスの方でありました。
その苦情の内容は「睡眠中のキスは強姦に当たる」です。そして、抗議内容には「王子様はキスする承諾をえていませんよ?」というもの。
お姫様は魔女の呪いによって100年間の眠りに誘われ、王子のキスによって目覚めて、めでたしめでたし。
しかし、その行為は相手の同意なしの性的行為。つまり、強制猥褻にあたるという事。幼い子供たちは感受性が強く間違った認識を与えてしまう可能性を危惧。
あくまでも「眠れる森の美女」という作品を否定しているわけではなく、低学年用の教材として扱うことに対して批判ということです。
確かに童話の中には過激なものもありますね。住み分けというのを細分化するときりがありませんが…
とはいえ、低学年だからこそ知って、その都度、間違いを正していくことも必要だと思います。大きくなってから間違った考えは誰も直してくれません。それが親だったり教師の役目だと思いますね。
それでも童話の話なんて近年表現がかなり丸くなりました。過激な表現が訂正されたり、後日談がなくなったりと「サンタクロースはいないんだ…」というような夢を潰す表現は避けるような話に改定されていますね。
しかし、こういった苦情もくるだろうと思いました。
いずれ、低学年には…の部分が抜けて、「強制猥褻の話」だからという短絡的な苦情も起こりそうかな?と
そうなると眠れる森の美女の話をすると子供がiphoneを片手に…「おまわりさんこの人です」と通報していた?
なんてコントみたいなこともありそう。
小さなお子さんでもスマホを持つ時代です。ブラックユーモアでしたが、そんなバカな…と思うことが現実に起こりそうな話ですね。