「魔女の宅急便」といえば、お馴染みジブリ作1989年に公開された宮崎駿監督による映画。
その主人公・キキが17才の女子高校生になって高校生活を送っていたらという設定。
同作の「その後」をアナザーストーリーとして描いて、日清カップヌードルのCMシリーズ第一弾アニメ『HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇』として6月19日より放送されました。
出典:http://www.cinemacafe.net/article/img/2017/06/19/50342/292861.html
キャラクターデザインは窪之内英策さん。音楽はロックバンド「BUMP OF CHICKEN」のオリジナル楽曲「記念撮影」。
余談ですが私は「BUMP OF CHICKEN」の「ダンテライオン」が好きです。
17歳となったキキの声を演じるのは浜辺美波さん。トンボの声を演じるのは進撃の巨人エレンの声を演じた梶裕貴さん。
小ネタもいろいろ含まれており、少し見にくいですが冒頭のキキの部屋に張られたポストイットには「おソノさん入学式プレゼント」の文字、さらにCMに登場するキキはパン屋さんで週3日アルバイトをする設定。
これは映画でもほとんど変わってないですね。
机に座って友達と雑談するトンボの教室には、カップヌードルや猫のイラスト。
この猫のキャラクター名は「ニコル」。バンプのボーカル藤原基央さんが描くキャラクターであり「BUMP参上!」の文字もあります。
途中トンボが非常階段でラブレターを渡されてるシーンがありますね。箒で空を飛ぶキキの表情は悩める少女の顔が浮かんで切なげです。
回想に学園祭、ハローウィンイベント冬の夜に二人で食べるカップヌードル。図書館で勉強するキキに居眠りするトンボ。
出典:http://top.tsite.jp/news/cinema/i/35930175/photo/99387/?sc_int=tcore_news_photo_18
あれ?
キキってこんなに落ち着きがありましたっけ?
などと思いつつ、場面は切り替わり、トンボにキキが告白するシーンへ。
今年のカップヌードルのCM「HUNGRY DAYS」シリーズのキャッチコピーは「アオハル」。
「青春」と書いて「あおはる」です。
「まだ誰も知らない青春が、いま始まる」をコンセプトに誰もが知っている作品「魔女の宅急便」を青春として表現しています。
ジブリ画の印象が強いため、違和感についツッコミを漏らしてしまいますが、ストーリー構成は王道って感じで配色も本当にきれいですよね。
なにより、CMの所々に散りばめられた小ネタを探すのが実に楽しいです。ただ、最後に言わせてください。
…あのトンボがモテすぎじゃないですか?日清さん